ゆっくり近づく司馬の顔。

あたしの脳内はフリーズ。






キスしちゃうの…?




「なーんてな。本気にした?」



「は」



こいつ…からかいやがった!!!


「さて、教室戻りますか」

と、保健室から出ていく司馬。


完全に覚醒した脳内は、恥ずかしさと怒りに満ちていた。