フレンチクルーラー


恵介は、話してみれば見るほど、

整った顔だけじゃない事が

よくわかった。

すごく素直でポジティブだった。

意外なことに自分の外見が

コンプレックスで

イケメン扱いに納得いってないようだった。
 
2人で最寄り駅まで向ってると、

黒のジープが横に止まった。


「ケースケ!!」


車の窓から覗かせたその人は、

ドレッドヘアーに首にタトゥーの入った

見るからに関わりたくない感じの人だった。

ケ「ヤスさん!」

話を聞くと、けーすけの先輩で、

ヤスさんはダンサーだった。


ヤ「まーた女連れかよ。クソ。」


ケ「ちょっと変なこと言わないでくださいよ笑
この子はただの友達っすよ!」


ヤ「え?そうなの?友達?またーケースケの面に引かれた感じでしょ?笑」


ユ「いやいや笑 恵介くんはイケメンだと思いますけどそんなんじゃないですよ。むしろ感心してた笑  これはモテるな~と笑」


ヤ「感心ってなんやねん笑」

ケ「もう2人とも顔のことはゆうなよ~」

ヤ「ははっ、ごめんごめん笑
こいつさこんな顔してコンプレックスの塊なんだぜ?
ふざけてるよな笑 マジで笑」

ユ「さっき聞きました笑 まぁ人にはよく見えるけど、本人には納得いかないんでしょうね~」

ヤスさんは見た目に反して、

すごく喋りやすくて

面白い人だった。

恵介はヤスさんと何処か行くらしく、

2人とはそこで別れた。