すでに8:00をすぎていたため親は仕事から帰宅していた。 親は私に対してあまり干渉して来ない。 だからこの時間に帰ってきても何も言わない。 「おかえり。ご飯は?」 『食べたよ』 あと言うならば、 他の家庭より断然会話が少ない。 今日もこの会話だけ。 私はお風呂に入り、自分の部屋に行った。 別に親が嫌いなわけじゃない。 単に話題がないだけ。 部屋に行くと優真くんからメールが来ていた。 〔また近々会おうな〕 〔うん。〕 次はいつ会えるんだろう。 私は首を長くして待ってるよ。