家に帰り真っ先に自分の部屋に行った。 布団にくるまりながら泣きべそをかいた。 やっぱり優真くんに会いたくて…でもさっき会ってバイバイしたばかり。 自分の気持ちを押さえるしかなかった。 けど…けど… 押さえるにも限界があった。 気付いたら優真くん家に向けて動いていた。 少し自分の気持ちを整えて… インターフォンを押した。 「…………」 反応なし。 出掛けてるの? なんて考えも過った。