その後は何をする事もなく… テレビを見たり、 話をしたり、当たり前のように普通の時間を過ごしていた。 夕方、マネージャーが来るまでは… マネージャーさんが来た瞬間に私は現実を知った気がした。 優真くんは芸能人。 私の横にいる男は、ただの男ではない。 私はその場に居たかったが…少し気まずさを感じ、席を外した。 すると遠くから嫌な会話が耳に入った。 「1か月後には仕事復帰」 「無理だろ」 「仕事が入ってる」 「考える。」