「ちょっと……」 「……」 「ねぇってば……」 「……」 「聞いてんの!?」 「着いた」 ずっと人の手を取って走ってた川口涼が、急に止まった 「痛……」 その反動で肩に激突…… 「あっ、ごめん、大丈夫?」 そう言って川口涼は、私の顔を除き出した (ちか……) 「なによ…」 「顔赤いぞ」 (誰のせいよ……) 「うるさい、関係ないでしょ」 「ふーん、まぁいいけどさ」 「行くぞ」 「えっ?」 「ゲーセン」 学校から走って、来た場所はゲームセンターだった