「よし、次はどこ行く?」 店に出て直ぐに聞かれた。 「帰る」 「いやいや、そんな事言わないで行こう!」 「…………何で?」 「何でって………… 恵美と一緒に居たいから」 私は、 不覚にも ドキッとしてしまった。