「ここね、俺の姉貴の幼馴染のがアルバイトしてるんだよ!」
あっ、さっきの男の店員さんお姉さんの幼馴染なんだ。
「それで、俺も仲良くしてもらってるんだ」
「………あっそ」
「………恵美は兄弟は?」
「あんたに関係ないでしょ」
「良いじゃん!教えてくれても!」
「………いない」
「そうなんだ! じゃあ一人っ子かー」
「お待たせしましたー」
「デラックスバーガー2つとコーラと紅茶です」
「以上でよろしいですか?」
「はい!」
「失礼します」
「じゃあ食べよ!」
「いただきます!」
「……いただきます」
そして、二人で食べ始めた。
「ご馳走さまでした!」
「ご馳走さまでした」
「美味しかった?」
「うん。 美味しかった」
「そっかー良かった!」
「じゃあ行く?」
「うん」
そして、会計をするため席をたった。
「俺が払うから」
「いや、私の分は自分で払う」
「いいから、こういう時は甘えとけ!」
涼は、そう言って私の頭を撫でた。
「ご馳走さま。 ありがとう」
「いいえ、どう致しまして」
そう言って、店をでた。

