大丈夫・・・君は一人じゃない



教室に入り自分の席に座った。



当然、川口涼も私の隣の席に座った。


席に着いて間も無く、担任の先生らしき人が教室入ってきた。


「はーい、みんな席に着いてってもう座ってるか」

フッフッフッ

「先生ーもうみんな席に着いてるよ!」

ある一人の男の子が先生に言った。


「ゴメン、ゴメン」

「では、改めまして俺は並木秀です!」

「一年間、よろしくお願いします」


パチパチパチパチ


「今日はこんぐらいにして、明日教科書とか配るんでよろしくお願いします」

『はーい』

「起立、例、ありがとうございました」



ガタガタガタガタ


みんなが動きだした。


「気をつけて帰れよー」

『はーい』


私は、みんなと関わるのが嫌だったので、さっさと帰る準備をして教室を後にした。

























「恵美、待ってよー」














また、




























川口涼に止められた。