体育館の前に無事に着きみんなが並んでいる列に一緒に並んだ。 「いい加減、手離してくれない」 私の手は教室から今までずっと掴まれたまんまだった。 「あっ、ごめん」 慌てて手を離してくれた。 そうこうしているうちに、体育館の中から「入場!」の声が聞こえてきた。 私のクラスは4組なので一番最後に入場をするようだ。 無事に入学式が終わり、それぞれ各自クラスに戻った。 私は一人でクラスに向って歩いていたら、後ろから肩を叩かれた。