「気分はどう??まだすぐれない?」
気分を伺うように優しく問いかけられる。
あまりに綺麗に笑うもんだから見とれてしまったなんていえない。
「もう、大丈夫です。お手数おかけしました」
ベッドから降り、立ち上がる。
寝すぎたせいかまだ少しフラつく。
「あぁ。そういえばあなた、お名前は?まだきいていなかったわ」
名前・・・
どうしても思い出せない。
「私・・自分の名前がわからないんです」
そう告げると彼女は、すこし考えこういった
「記憶喪失かもしれないわね。あなた、しばらくこの家にいなさい。ここはわりと部屋も空いているし、設備もある。定期的に医者もくる。記憶がもどるまで、いいえせめて名前と自分の家が分かるまでここにいなさい。」
ね?っと優しくなだめるように言う彼女は母のような温もりを感じた。
>パタン
「ソーラ様・・・あぁ目が冷められたのですね。よかった」
先ほどの執事が部屋に入ってきた
安心したように目を細める

