青空にふわふわと頼りなく

流れ漂う雲が好き。


写真でしか見たことないような

きらきら光る真っ白な砂浜が好き。



切なげに舞い落ちる

儚い粉雪が好き。



薄い茶色い髪の毛の間から覗く

何もかも諦めたようなビー玉みたいな瞳が好き。



魅せられる。




何も手が着かなくなるくらいに。

心奪われる。



だけど、それらはアタシが近寄るにはキレイ過ぎて。

逃げ出した。



悪いのはアタシ。



全部アタシのせいなんだ。





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