卓への想いに気づいたはいいものの相変わらずな毎日をあたしは送っていた。

愛と卓が違うクラスてだけが
少しの救いかなあって思える

部活で会うけどなんか最近素っ気ないし…



━━「それは花からいかなきゃ」
今はちょうど昼休み。
また陽華に相談にきていた。

「だって無理だよ……」
「じゃあいつまでもこれでいいの?」
「いやだけど…」
確かにいやだけどだからと言って行動できたらもうできたよ!
陽華に心の中で文句をいってると
「た━━く━━!!!!」
「ちょっ!なにして…」
「呼んだ?」
「なななな、なんでもないッ」
あたしは陽華を連れて教室を出た。

「なにしてんの!!ありえない!」
「ありえないのは花だよ!せっかく卓を呼んだのに…。」

「ありがとう。でもまだ早いよ・・・あたしはまだ伝えられない」
「花はにげてる。」

さすがに今のはカチンときた。
「陽華にはわかんないよ。」

あたしは走った。


━わかってる、わかってるよ
でもあたしの気持ちはそんなに強くないんだよ。

もっと強かったら伝えられたのにな…。