昔、卓に好きな人誰?
って聞いたけど教えてくれなかった。

そこまで気になってた訳じゃ
ないけど断られると気になるのが花の性格。

先生の話にあきて卓に
話しかけられたときも
また同じ質問を繰り返した。

「いい加減、卓の好きな人教えてよ〜」

「なんで教えなきゃいけないんだし」

「そんなこと言わないで、ね?」
「じゃあ花が教えてくれたらいいよ。」

「うちは今いないよ〜」

「じゃあ俺もいない」

「じゃあってなに?笑」

「アハハハハ…」

先「最後くらい話聞いてよ。」

卓・花「「は〜い」」

またひたすら長い思い出話を
聞かされついにさよなら。

「みんな元気でいるんだぞ。
じゃあ〜………」

「ちょっといいですか?」

祐平の親が先生の挨拶を止めた。

「子供たちみんなで用意したんです。」

そう言って大きい花束を渡した。

私達はなにか先生にしてあげたくてこっそり準備していた。

「またですか…。
いや〜参りました。
この子たちはサプライズが好きみたいですね」

涙を浮かべながらそう語った。
大成功---★