「今日はどこ行くの?」 手はしっかりと繋いだまま仕方なく付き添う。 「ゲーセン。」 また……微妙な…… でも、ゲーセンか… 何年ぶりだろうか…… 「楽しみか?」 「べ、別にっ!」 「ふーん…そうか。」 あぁ…ニヤリと笑ったその顔が腹立たしい。