「イラっとしたから殴って良い?」 そんな弱小君に容赦のない弥生。 「「「ダメ―――――!!」」」 そして教室に居る女子達に一斉に筆箱を投げられている。 コレもいつもの光景だ。 学習しようよ、弥生。 「くそっ… アイツと俺を隔てるこの差は何なんだ!?」 タラシ度合いだよ。 あと顔。 「沙羅さん!沙羅さん!」 そんな中、すばしっこいハムスターみたいにやって来た。