「むぅ…… 沙羅さんは僕を弄ぶのが上手でズルいです…」 いやいや、ソレむしろ私なんですけど? 「沙羅さん… ……僕の目、見てくれないし…」 「さっき見つめないでって言ったの誰だっけ?」 「う……」 街灯の光でしか顔は見えないけれど 私のことでこうして一喜一憂する南が好きだ。 「沙羅さんは…僕のどこを好きになってくれたんですか?」 だけど、ソレは教えてやらない。 「さぁね。」 「えぇ!?何で!?」 「何でも。」