それはある昼下がりのこと。 「菜々子ちゃん、今日は俺と遊ばない?」 あー…またやってる… 毎度毎度教室でこの光景を見る私の身にもなってほしい。 「沙羅ちゃん、また弥生見てるの?」 「んー…見てるというより視界に入る。」 親友の相笠 千鶴とお昼を教室で食べている私の視界の片隅には髪を銀色に染めた弥生 蘭(ヤヨイラン)が居た。 そして弥生蘭は絶賛女の子を口説き中である。 いつも違う女の子を侍らしているどうしようもないタラシ君だ。