「あ!」 いきなり、声を出す私に みんなびっくりした。 「だんそう?」 「男装!?」 結耶の眉間にシワがより 厳しい顔つきになる。 「そうすれば 平気だと、思う…」 「男装いいかも! 結耶の服借りておまけに 帽子被っちゃえば!」 「うん、確かにそれなら 捺衣ちゃんだってことがわからないね」 「だってさ。結耶」 「……」 結耶は、何も言わないで 私が着替えるのを待った。