桜蝶&蒼龍【2】

母「そう…また、話せたら話してね?」

咲『はい…』


充のお母さん、ごめんなさい。


時が来たら、言うので…


待っててください。


もしかしたら、10年後になるかもしれない…


でも、待っててほしい。


私が真実を語るまで…


さてと、そろそろ行かないと…


あいつらが来てしまう。


咲『すみません。ちょっと用事があるので…』

母「あら、ごめんなさいね…また、来てね」

咲『はい…失礼しました』


ガラッ


バタン


よし。もう、行かないと…


間に合わなくなる…


私は、学校に向かった。