仁美「え、えーと…し、知り合いかな?」


すごく、仁美怖がってる…


祐介「ふーん…知り合いか…」

咲『大丈夫。彼と仁美は、中学の時の知り合いだから。まぁ。男友達だよ』


祐介がなかなか信じないから、私が説明した。


祐介「へぇ。そうなのか?」

仁美「う、うん…」

祐介「本当は、好きなんじゃないのか?」

仁美「え?」

祐介「もしかして…こっそり、会ってるとか?」


こいつ…


最低だね…


仁美は、涙目になってるし…


はぁ。仕方ない。


咲『あのね…その彼は…病院にいるのよ?しかも…植物状態なのよ…?』


最後らへんが、泣きそうになった…


祐介「ご、ごめん…」


私の表情を悟ったのか、謝られた。


逆に謝られても困る。


なんて、言えばいいかわからないから…


仁美「最低…」

祐介「え?」

仁美「そんなに私の事が信じれないの?」


ありゃ…


これは、ヤバいよ!


仁美が暴走したら…