咲side


私は、目が覚めた。


咲『ファー。よく、寝た~』


私は、起きようと体を起こそうとした。


でも、なんか重たい。


ん?私は、恐る恐る隣を見た。


絶句した。


だって、隣に軼が寝てるから…


うわー。


顔、綺麗だな…


羨ましいよ…


(はぁ。出たよ。無自覚が)


無自覚?


誰の事?


私は、ブスって自覚してるよ?


(はぁ。なんか、殴りたくなってきた)


ん?誰を?


まさか、私!?


(まさかしゃなくて、あんたよ)

なんで!?


私、なんかしたっけ?


ボコッ


痛い!!


(当たり前。痛くしたんだから)


ヒドーイ!鬼!!


(鬼で結構)


もう、知らない!!