一瞬、心臓が止まった。
体がカアっと熱くなり、動けなくなる。
先輩、これはどういう..........
放心状態のまま立ち尽くしていると、観客の退場が始まったのか、ザワザワとした音が聞こえ出した。
その音で、ふと我に帰る。
「あ、ごめん。」
「全然、ごめんじゃないです。」
「..........。」
「嬉しかった。」
「.......梨絵ちゃん。」
「みんなの所、行きましょうか。」
「うん.......。」
ドキドキしながらも、私は精いっぱいの笑顔を作った。
驚いたけど、すごく嬉しかったから。
私を頼ってくれたことも、弱い所を見せてくれたことも。
それから、キスしてくれたことも.......
体がカアっと熱くなり、動けなくなる。
先輩、これはどういう..........
放心状態のまま立ち尽くしていると、観客の退場が始まったのか、ザワザワとした音が聞こえ出した。
その音で、ふと我に帰る。
「あ、ごめん。」
「全然、ごめんじゃないです。」
「..........。」
「嬉しかった。」
「.......梨絵ちゃん。」
「みんなの所、行きましょうか。」
「うん.......。」
ドキドキしながらも、私は精いっぱいの笑顔を作った。
驚いたけど、すごく嬉しかったから。
私を頼ってくれたことも、弱い所を見せてくれたことも。
それから、キスしてくれたことも.......

