「美緒って鈍いの?」

「ん?なにが?」

「はぁ…もういいわ」

「話戻すけど!桜木、ムカつく」



空はずっとため息をつきながら愚痴を聞いてくれた。

途中、鈍感とか鈍いとか言ってたけどさっぱり理解不能。


1時間目の授業が始まり、午前の授業はどんどん始まっていった。



昼休み。

先に空は屋上へ向かい、私はトイレへ向かった。