新しい怠惰 エロスをベントして 悲しみを吐き 退屈を噴出して ようやく此処に怠惰を 見つける 愛の中の新たな怠惰 ハロー 良いね なんとなく眼を閉じている ぼんやりと眼を開けている 眠気に似た安逸 落ちる滝のようなエネルギー 頭から注がれる 爪先までくまなく 多少のめまいと吐き気 それもいつしか忘れるんだ 愛しいかの名を呼び 愛しいかの在りように融けて どちらが夢か もうすぐわかるよ 空に燕