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画面に映し出されたのは、どこかで見聞きしたことのあるケータイ小説サイトのトップページだった。
普段、小説を読まない活字離れの代表格みたいな私でも、ケータイ小説の存在は知っていた。
一時期ものすごく流行っていたし、高校の頃、映画化した恋愛系作品をマサキと一緒に見に行ったこともある。
たしか、その時見たのは、作者さんの体験談が映画化されたものだと聞いたけど、それを見て、ケータイ小説が流行る理由がわかった。
誰もがきっと一度は経験するであろう恋愛をテーマに、様々なメッセージをスクリーン越しに届けてくれる。
書いた人はすごいと思う。
表立って話題にならなくなった今も、ケータイ小説ファンはたくさんいるのかもしれない。


