ケータイ小説 『肌』 著:マサキ


中学を出てから、7年……。

ヤマとメールのやり取りをしていると、最後は必ず「そのうち会いたいね」という会話になるのだが、お互いなかなか予定が合わず、話は流れ、メールだけの交流となってしまっている。

寂しいけど、それも仕方ないのかな。


今回も、たわいない近況報告メールを数件送り合って終わるのかと思ったら、少し違っていた。

《FROM:ヤマ

ミオとは、全然会ってないよね。

今度こそ、ちゃんと会わない?

私、時間作るからさ!》

少し、ビックリした。

あまり、積極的に誘ってくるタイプじゃないヤマが、こんな返信をしてくるなんて。

こんなに言ってくれてるのに、忙しいからと断るのも失礼だよね?

私も、久しぶりにヤマと会いたい。

《いいよ! 今月末まで夏休みだから、来週ならいつでもいいよ。

ヤマに会うの久しぶり過ぎて、ちょっと緊張する♪

ミオ》