どうしていいのか分からなくて、ただオロオロしているうちにどんどん煙は濃くなっていく。
やがて、ビーッ、ビーッと凄い音がして心臓が飛び跳ねた。
「な、なんの音っ?」
そこへ和音くんが戻ってきて、カウンターから顔を覗かせた。
「水琴さん、火を消してください!」
「火? あ、ああ、ええと」
どうやって消すんだっけ、とパニックになった頭で考えているうちに和音くんがスイッチを切ってくれた。
そしてすぐにキッチンの窓を開け、リビングの窓も開けてくれた。
しばらくして、けたたましい音も消えて静かになる。
「……ああ、火災報知機が鳴ってたのね」
「そうですね」
2人でほうっと息をつく。
フライパンの上の卵は、見事に黒こげになってしまっていた。
チーン。
無残な姿になってしまった卵十個分の卵焼き(黒こげ)に、また高い鈴の音が鳴り響いた。
やがて、ビーッ、ビーッと凄い音がして心臓が飛び跳ねた。
「な、なんの音っ?」
そこへ和音くんが戻ってきて、カウンターから顔を覗かせた。
「水琴さん、火を消してください!」
「火? あ、ああ、ええと」
どうやって消すんだっけ、とパニックになった頭で考えているうちに和音くんがスイッチを切ってくれた。
そしてすぐにキッチンの窓を開け、リビングの窓も開けてくれた。
しばらくして、けたたましい音も消えて静かになる。
「……ああ、火災報知機が鳴ってたのね」
「そうですね」
2人でほうっと息をつく。
フライパンの上の卵は、見事に黒こげになってしまっていた。
チーン。
無残な姿になってしまった卵十個分の卵焼き(黒こげ)に、また高い鈴の音が鳴り響いた。


