Raindrop~Mikoto side

「い……いやあぁああぁああ!!!」

これだけでも隠さないと──いえ、もう遅いのだろうけど──と、ベッドを飛び降りて。

「い、いったあぁああぁああ!!!」

足首に激痛が走り、思わず叫んで床に崩れ落ちた。

「あ……すみませんっ」

床に崩れ落ちた私の元へ、和音くんが慌てたように戻ってくる。

「水琴さん、足を捻ってるんですよ、歩かないでください」

「ひ、捻った……いつ……昨日……?」

まったく記憶にないんですけど……。

「はい、半分は僕のせいです、すみません」

助けられなかったので、と続けながら、和音くんは私に肩を貸してくれて、ベッドに座らせてくれた。

「そ、それじゃまさか、和音くん、私をおぶってここまで?」

「おぶったというか、抱っこですね」

「そ、そんな……」

なんということだろう。

泥酔していた私を抱っこしてここまで運んでくれたって。お、重かったでしょうに。

橘のお坊ちゃまになんということをさせてしまったのだろう。

二日酔いとは違う頭痛に襲われて、再び頭を抱えた。