Raindrop~Mikoto side

アキちゃんが和音くんに私を任せたということだろうか。

何故泥酔している私を預けようと思ったのか……いまいち状況が良く分からない。

でもそうすると、和音くんは夕べからずっとここにいるということ?

和音くんのことだから、しっかりおうちに連絡は入れてあるのだろうけれど……中学生をお泊りさせる大人って! ああ!


抱えている頭を更に抱える。

何事もなかったとはいえ、私の罪は重い。

なのにすごく優しく背中撫でてもらってるし。

「淹れたてが良ければ作りますけど、どうしますか? コーヒーメーカーもあるようですし」

和音くんは和音くんで、この状況で普通に対応しているし。

もう、なんなの、これ。

「え、いえ、そこまでお世話になるわけにはいかないわ……って、あの、この良い匂いは……」

「少しですが食事を作っておきました。食べられそうですか?」

「え、ええ……!?」

さっきからしているいい匂いは、和音くんの手料理!?

ホントになんなの、この状況!