「水琴さん」
「な、なにっ」
果てしない絶望の闇に飲み込まれて動揺しているところに声をかけられて、心臓が飛び上がった。
そんな私を見て、和音くんは苦笑する。
「大丈夫ですよ、何もしてませんから」
「あ、え、そ、そうっ!? ホント?」
何もしていないという彼に、奈落の底から引っ張り上げられた。
でもすぐに何かおかしいと気づいて。
「いや、違、そうじゃなくて、そうじゃないわ、そこは『何もされてません』でしょう!?」
「……そういうものですか」
「そうよっ、だって貴方中学生っ……ああ、私何をしてるの……どうしてこうなったの、ごめんなさい……うう……」
何もなかったと知り、ホッとしたら一気に気分が悪くなった。
頭が割れそうに痛い。
ベッドの上に蹲ったら、和音くんが背中を優しく撫でてくれた。
「少し飲みすぎてしまったようですね。アキさんも心配していましたよ。先程コーヒーを預かりました。冷蔵庫に入れておきましたから」
「あ……そう、なの……ありがとう……」
「な、なにっ」
果てしない絶望の闇に飲み込まれて動揺しているところに声をかけられて、心臓が飛び上がった。
そんな私を見て、和音くんは苦笑する。
「大丈夫ですよ、何もしてませんから」
「あ、え、そ、そうっ!? ホント?」
何もしていないという彼に、奈落の底から引っ張り上げられた。
でもすぐに何かおかしいと気づいて。
「いや、違、そうじゃなくて、そうじゃないわ、そこは『何もされてません』でしょう!?」
「……そういうものですか」
「そうよっ、だって貴方中学生っ……ああ、私何をしてるの……どうしてこうなったの、ごめんなさい……うう……」
何もなかったと知り、ホッとしたら一気に気分が悪くなった。
頭が割れそうに痛い。
ベッドの上に蹲ったら、和音くんが背中を優しく撫でてくれた。
「少し飲みすぎてしまったようですね。アキさんも心配していましたよ。先程コーヒーを預かりました。冷蔵庫に入れておきましたから」
「あ……そう、なの……ありがとう……」


