翌日。
菜乃子に職員出入り口まで送ってもらった。
「では、仕事がおわりましたら私の携帯にご連絡ください。」
「ありがとうございます。じゃあね。」
と 笑顔で手をふる。
「いってらっしゃいませ。」
と 笑顔で手をふる。
更衣室
「おはようございます!」
と あいさつをして入る鈴音。
「おはようございます。私、先に行きますね。」
と 走り去る同僚。
態度がいつもとちがう…と不安になる鈴音。
「おはよう。ねぇ。これ本当なの?」
と 院内にばらまかれていた中傷ビラをみせる主任の広瀬。
内容は
星崎鈴音は前勤めていた病院で風嬢のように個室にいた既婚者の患者を妻から寝取り妊娠している。ナースのふりした風嬢です。
「…ひどい……なんてことを…!」
と ビラを奪い破る。
「ビラを破いたところで疑いが晴れると思う?誰もあなたのことなんか信じてないし必要としていないわよ。」
と 言い残して出て行った。
「私も…職場に恵まれない運命なのね……。(何事もなければ前の病院でずっと働きたかったのに…。なんでこんなとこに来たんだろ…。)」
と 涙がこぼれ落ちた。
着替えおわり出ていくと事務長の奥西に呼び止められた。
「星崎さん。ちょっとお話が。」
「なんでしょうか。」
「今日で辞めてください。ほかのナースから星崎さんの苦情がたくさん来てるんです。いつまでたっても仕事に慣れないし、今回のビラのこともありますし。私は最初からあなたを入社させるのは反対だったんですが…院長がどうしてもって言うもので仕方なく…。」
「…事務長と主任は以前特養のひまわり畑で働いていたそうですね。」
「えぇ。あなたのお姉さんがあらぬ噂をたてたせいで潰れたのよ。」
「姉はそのようこと致しません!!」
「そんなことないわ!貴婦人ぶった虫も殺さぬ顔して何するかわかりゃしない…!姉妹なんだからあなたもそうよ!!さっさと帰ってちょうだい!!」
「私だってこんなとこ来たくて来たわけじゃありません!お世話になりました。2度とお会いしません!!」
「なんて生意気な女なの…!」
と 怒り震える。
更衣室へ戻ったとたん涙がこぼれ落ちた。
中傷ビラばらまかれてクビになったことを菜乃子にメールで伝えむかえにきてもらうことにした。
菜乃子に職員出入り口まで送ってもらった。
「では、仕事がおわりましたら私の携帯にご連絡ください。」
「ありがとうございます。じゃあね。」
と 笑顔で手をふる。
「いってらっしゃいませ。」
と 笑顔で手をふる。
更衣室
「おはようございます!」
と あいさつをして入る鈴音。
「おはようございます。私、先に行きますね。」
と 走り去る同僚。
態度がいつもとちがう…と不安になる鈴音。
「おはよう。ねぇ。これ本当なの?」
と 院内にばらまかれていた中傷ビラをみせる主任の広瀬。
内容は
星崎鈴音は前勤めていた病院で風嬢のように個室にいた既婚者の患者を妻から寝取り妊娠している。ナースのふりした風嬢です。
「…ひどい……なんてことを…!」
と ビラを奪い破る。
「ビラを破いたところで疑いが晴れると思う?誰もあなたのことなんか信じてないし必要としていないわよ。」
と 言い残して出て行った。
「私も…職場に恵まれない運命なのね……。(何事もなければ前の病院でずっと働きたかったのに…。なんでこんなとこに来たんだろ…。)」
と 涙がこぼれ落ちた。
着替えおわり出ていくと事務長の奥西に呼び止められた。
「星崎さん。ちょっとお話が。」
「なんでしょうか。」
「今日で辞めてください。ほかのナースから星崎さんの苦情がたくさん来てるんです。いつまでたっても仕事に慣れないし、今回のビラのこともありますし。私は最初からあなたを入社させるのは反対だったんですが…院長がどうしてもって言うもので仕方なく…。」
「…事務長と主任は以前特養のひまわり畑で働いていたそうですね。」
「えぇ。あなたのお姉さんがあらぬ噂をたてたせいで潰れたのよ。」
「姉はそのようこと致しません!!」
「そんなことないわ!貴婦人ぶった虫も殺さぬ顔して何するかわかりゃしない…!姉妹なんだからあなたもそうよ!!さっさと帰ってちょうだい!!」
「私だってこんなとこ来たくて来たわけじゃありません!お世話になりました。2度とお会いしません!!」
「なんて生意気な女なの…!」
と 怒り震える。
更衣室へ戻ったとたん涙がこぼれ落ちた。
中傷ビラばらまかれてクビになったことを菜乃子にメールで伝えむかえにきてもらうことにした。
