甘い疑惑

車へ乗って鈴音のことを考えると鈴音と離れたくない気持ちでいっぱいになった充子。
「こんなに恋しくなったのは初めて…。」
「はい?」
「梅林は気づいるんでしょ?私と鈴音の関係。」
「お2人は誰よりも強い絆で結ばれている。ってとこでしょうか?誰にも引き裂けないぐらい強い絆で。」
「そうよ。」
と 笑みを浮かべる。

一方 鈴音は。
院長に呼び出されていた。そこには愛の姿も。
「院長先生、この風嬢ナースが私の旦那と不倫してるんです!!ここの病院は病院じゃなくて風嬢ナース専門の愛人バンクですか?」
と 不機嫌そうに嫌みったらしく言う愛。
「いったいどーゆことよ!!説明なさい!」
と 鈴音を怒鳴りつける院長。
「…今日付けで辞めさせてください!!」
「言われなくてもクビよ!!さっさと出ていきなさい!!2度とうちの病院に来ないで!!」
と 鈴音に吸い殻がたっぷり入ってるアルミの灰皿を投げつけた院長。
鈴音は泣きながら部屋を出ていった。