菜乃子に診察をすすめられ産婦人科で診てもらった結果、妊娠3カ月とわかった。

その夜。
「おかえりなさい。」
と 笑顔で出迎える充子。今までみせたこともない最高の笑顔に博(35)は癒された。
「ただいま。どうした?何かいいことでもあったか?」
「妊娠しました。3カ月です。」
と 母子手帳をみせる。
「ほんとうか!よかった…!」
と 充子の手を握る。
「もうひとつお話してもよろしい?」
「なんだ?」
「あの乳と尻がやたらデカい愛とかゆー低脳女と別れてください。」
「は…は…?なんでおまえがそんなこと知って…」
「私がなにも知らないとでも思って?私のおなかにいる子がかわいいと思ってらっしゃるならさっさと低脳女と別れてくださいね。」
と 言って自分の部屋へと戻っていく。