ドロシーの元へ行くと、小さな赤ちゃんが二人目を閉じていた。

 ドロシーが、笑ってこう言った。

 「女の子の双子ちゃん達だったわ。どうりで大変だった訳。」

 額に汗をにじませながら、ドロシーが優しく笑う。

 「ドロシー・・・。」

 ウォレストが呟く。

 「何?」

 ドロシーは返事をする。





    「ありがとう。」





 そう言って、チュッとドロシーにキスをした。

 「・・・ううん。私も・・・ありがとう。」

 ドロシーは、微笑んだ。