「「マロンがいぢめてくるー!!」」

 ノカとモカがキャリー達の下へ駆けつける。

 「てめぇらそんなこと言っときながら俺のことぶん殴ったじゃねーかっ!!」

 マロンが悔しそうに両頬を抑える。

 きっと二人からいっぺんに片方の頬ずつ殴られたのだろう。

 「あ!ミーナ!」

 ミーナの彼氏・・・ロビン・ウッドが来た。

 「ロビン君!!」

 ミーナが幸せそうにロビンに抱きしめられる。

 「勤務中だろミーナ。」

 マロンがミーナのメイドの服のスカートを勢い良くめくる。

 「うわあ!!!ちょっ・・・!!何するんですか!!////」

 「黄色の水玉・・・。ミーナ・・・いくつだよ。」

 バカにしたマロン。

 「う・・・うるさい!!///」

 涙目ミーナ(笑)

 するとマロンの首元を誰かが掴み、マロンの体が宙に浮いた。

 「うわああ!!??」

 驚くマロン。

 「ガキにしちゃあいい度胸じゃねーカ。やんのカ?」

 恐ろしい形相のロビン(笑)

 「ゴメンなさい!!ゴメンなさい!!」

 涙目のマロン。

 「冗談だヨ!俺がマジでガキにフルボッコなんてありえないだロ?」

 ・・・冗談に聞こえないのがロビン(笑)

 すると後ろからヒョコッと頭を出したのがいた。

 「あ!アミルちゃん。」

 「お久しぶりだネ!ミーナちゃン!!」

 16歳になったロビンの妹、アミル。

 「お兄ちゃんヘタレでしょ?もっと攻めなよって言っとくネ☆」

 ・・・決してアミルに悪気はない(笑)