エデンの園の秘密の果実【番外編】


 「・・・俺は、お前を大切にすっから。」

 シャインが、コルセットを外しているキャリーを後ろから抱きしめる。

 「・・・ありがとう・・・。」

 そう言って、キャリーはシャインの腕に優しく触れる。

 シャインはキャリーをベッドにそっと倒し、キスをする。

 ちょっと大人なディープキス。

 そんなにうまくないシャインだが(←おい(笑))、それでもキャリーは世界で一番幸せだった。

 シャインの舌が、キャリーの口の中をかき回す。

 キャリーは頭がクラクラして、目の前がぼやける。

 顔は真っ赤で、それでも必死にシャインを受け入れようと頑張る。

 「んぁ・・・ハァ・・・あっ・・・んんっ・・。」

 キャリーは、息が苦しくなり、シャインの胸をドンドン叩く。

 すると、シャインが唇を離す。

 「ゴメ・・・苦しかったろ?」

 「うぅん・・・嬉しい・・・です。」

 目をシャインから逸らし、顔を両手で隠すキャリー。

 (え・・・///ちょっ・・・//////)

 好きな人に、キスしてくれて嬉しいと言われるなんて、嬉しいにも程があるだろう。

 「・・・シャイン・・・。」

 「ん?」

 シャインは、キャリーを見つめる。

 キャリーも、シャインを見つめる。