幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

後夜祭が始まると、グランドは生徒でいっぱいになった。



ステージにはダンス部、軽音部と続き、



仮装した先生たちも踊って歌って盛り上げる。



「黒崎先生のあの女装、似合いすぎっ!!」



女装した黒崎先生も、キレのあるダンスを見せて笑いを誘っていた。



「みなさん、もうすぐ出番です!! 番号順に並んでください。宜しくおねがいしますっ」



ステージ裏には、事前投票で上位20位までのコンテスト参加者。



順番決めはランダムだから、学年、クラスはバラバラ。



事前投票2位の下田君は前の方、ミナトは真ん中くらい、



そして、大東君は1番後ろに並んでいた。



“俺が最後とかマジでっ??”



順番を知った時は、いつもは動揺なんか見せない大東君でさえ、めずらしく驚いていた。



あたしの後ろに続く、20人の参加者たち。



ゆっくりとステージへと移動すると、



「それでは、次はメインイベント、ミスター雫丘☆イケメンコンテストです!!」



その声にグランドからは、さらに大きな歓声があがった。