幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

午後はあちこちの教室を香奈と麻理、アンナとまわった。



カレーを食べたり、デザートにアイスやドーナツも食べてお腹いっぱい。



ビンゴゲームに参加したあとは、大人気のお化け屋敷にも入った。



「もうっ、超怖すぎっ。大声出し過ぎて喉が痛いよぉ」



香奈はお化け相手に半泣き状態だった。



「まだ時間あるし、軽音部のライブ観ない??」



タイムスケジュールを見るアンナの提案に、



最後に体育館に行って、軽音部のライブを観ることにした。



遠くからだと分からなかったけど、



近寄って前のほうの席に座ると、ボーカルの男の子には見覚えがあった。



「あのボーカルの男の子、イケメンコンテストの事前投票で2位だった下田君だ」



「へぇ……2位だった子って、たしか1年生だっけ??」



下田君は、目がクリッとして、くせ毛なのか、パーマなのか、



ふんわりとした髪に、笑顔が似合う、



どちらかというと、そんなかわいい感じの男の子だけど、



その歌声は力強くて、迫力があった。



かなり見た目とのギャップがある下田君。



こういうのも、きっと人気の理由なんだね。