幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

「あ、そう言えばさ、さっき職員室の前で俺の母さんに会わなかった??」



自転車を取り出しながら、



突然思い出したように、大東君があたしを見た。



「職員室の前??」



「俺が具合が悪いからって、保健室の先生が呼んだんだよ。大げさだよなぁ」



そう言えば、会議室に入る前に、黒崎先生と一緒にいた女の人。



「あの人が大東君のお母さん??」



「うん。担任の先生に挨拶していたら、彩城さんを見たって言ってたからさ」



「そうなんだぁ。すごく綺麗なお母さんだね」



「そうかぁ?? 年のわりに若作りしてるだけだよ。俺はただの寝不足だったし、わざわざ来ることもなにのにさ」



「……でも、どうして、大東君のお母さんは、あたしのこと、知ってたの??」