幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

あたしの手を握ったまま、無言でスタスタと早足で歩く大東君。



大東君は分かってるのかな??



これって、手を繋いでいるってことなんだよ。



歩きながら、誰かとすれ違うたびに、



視線を意識するのはあたしだけで、



大東君はそんな周りの目も気にせずに、



そのまま教室まで、あたしの手を引いて歩いた。



「大東……君??」



「……ん??」



「あのさ……手……」



「手?? あっ、ごめんっ」



あたしの視線の先を見て、



ずっと手を繋ぎっぱなしだったことに、やっと気づいた大東君。