「別にっ……お前には関係ないだろっ??」
なんとか平然さを装ったミナトは、
強い口調で大東君を睨みつけた。
「関係ありますって!! 彩城さんは俺にとって大事な友達ですからね」
「友達?? お前にとって、月魅ちゃんはただの“友達”かよっ」
「そうですね。今はまだ“友達”です」
「今は……って?? それどういう意味だよ」
「これから先はどうなるかなんて分からないですからね。そういう意味です」
この状況に頭がついていけず、その場にしゃがみ込んでしまっていたあたし。
そのあたしの手は、大東君の手に包まれるように引かれて、
「彩城さん、帰ろう。途中まで送っていくから」
立ち上がったあたしをそっと支えてくれた。
「先輩、余裕なさすぎですね!! 彩城さんが好きなら、もっと彩城さんの気持ちを大事にしなきゃいけないんじゃないですか??」
「お前に何が分かるんだよ!! 俺はずっと月魅ちゃんが好きなんだよ。好きだから不安だし、余裕なんかなくなる……そんなのお前は分からないだろっ」
「分かりますよ……そんなの……俺だって……」
大東君は、そのまま何か言葉を続けようとしたけど、
それ以上は何も言わず、あたしを支えながら、
ミナトに背を向け、その場をあとにした。
なんとか平然さを装ったミナトは、
強い口調で大東君を睨みつけた。
「関係ありますって!! 彩城さんは俺にとって大事な友達ですからね」
「友達?? お前にとって、月魅ちゃんはただの“友達”かよっ」
「そうですね。今はまだ“友達”です」
「今は……って?? それどういう意味だよ」
「これから先はどうなるかなんて分からないですからね。そういう意味です」
この状況に頭がついていけず、その場にしゃがみ込んでしまっていたあたし。
そのあたしの手は、大東君の手に包まれるように引かれて、
「彩城さん、帰ろう。途中まで送っていくから」
立ち上がったあたしをそっと支えてくれた。
「先輩、余裕なさすぎですね!! 彩城さんが好きなら、もっと彩城さんの気持ちを大事にしなきゃいけないんじゃないですか??」
「お前に何が分かるんだよ!! 俺はずっと月魅ちゃんが好きなんだよ。好きだから不安だし、余裕なんかなくなる……そんなのお前は分からないだろっ」
「分かりますよ……そんなの……俺だって……」
大東君は、そのまま何か言葉を続けようとしたけど、
それ以上は何も言わず、あたしを支えながら、
ミナトに背を向け、その場をあとにした。

