吐息がかかるくらいの距離にあるミナトの顔。
「月魅ちゃんの気持ちが知りたい」
あたしは後ずさりするように、後ろの壁に頭をつけた。
「ミナト先輩……??」
「教えてほしい……好きだから不安になる……好きだから知りたいんだ」
今まで大東君をどう思っているのかなんて、考えてみたこともなかった。
あたしにとって大東君は、転入生であり、同級生の男の子。
そう。ただそれだけのはずだから。
なかなかクラスに馴染もうとしない彼が気になるだけ。
きっと、それは恋愛感情とは違うんだと思う。
大東君にとってのあたしだって同じ。
他の女の子よりは気を許せたとしても、
それは、席が隣りになったのがきっかけで、単に話しやすかっただけの存在だろうし。
「好きでも……嫌いでもないです」
そう答えたあたしの頬を、
「……それは答えにはなってないよ」
ミナトは両手で包むようにして、さらにまた顔を近づけてきた。
「月魅ちゃんの気持ちが知りたい」
あたしは後ずさりするように、後ろの壁に頭をつけた。
「ミナト先輩……??」
「教えてほしい……好きだから不安になる……好きだから知りたいんだ」
今まで大東君をどう思っているのかなんて、考えてみたこともなかった。
あたしにとって大東君は、転入生であり、同級生の男の子。
そう。ただそれだけのはずだから。
なかなかクラスに馴染もうとしない彼が気になるだけ。
きっと、それは恋愛感情とは違うんだと思う。
大東君にとってのあたしだって同じ。
他の女の子よりは気を許せたとしても、
それは、席が隣りになったのがきっかけで、単に話しやすかっただけの存在だろうし。
「好きでも……嫌いでもないです」
そう答えたあたしの頬を、
「……それは答えにはなってないよ」
ミナトは両手で包むようにして、さらにまた顔を近づけてきた。

