幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

「あ、大東君は空いている席に座ってください」



そのあとは、焦りながらもなんとか冷静な態度で説明を終えた。



「それでは皆さん、この企画が成功するように協力をお願いします」



やっと終わって、教室を出て行く参加者たち。



まだ座っていた大東君が視界に入り、



そばに行こうかと思ったその時、



「あのさ……月魅ちゃん」



後ろから呼ばれて、振り向くと、



「ちょっといいかな?」



ミナトがあたしの腕を引くようにつかんでいた。



「あ、はい」



会議室を出ると、階段下で足を止めたミナト。