「トロフィーもいいけど、ここにいる皆元君はグランプリになったら、彩城さん、あなたに付き合ってほしいみたいです。そういうのもありですか??」
「うわっ、お前、こんな時に何言ってんだよっ……」
ミナトが耳まで真っ赤にしながら、慌てて、その友達の頭を叩いた。
「だって、お前見てるとじれったいんだよ。好きなら好きでもっと強気で行けって。モタモタしてると誰かにとられるかもしれねぇじゃん」
ミナトに叩かれながらも、その友達は、
「もし、皆元君がグランプリになったら、もういい加減、付き合ってあげてよ。こいつ、待ちくたびれてるからさ。すげぇいい奴だから、頼むよっ」
ふざけているようでも、その目は真っ直ぐにあたしを見ていた。
「彩城さんが入学してきてすぐ、こいつのひとめボレだったらしいよ」
「お前、マジでよせって!! これ以上言うなって」
40人もの男子の前で、あたしはこの場をどう切り抜ければいいんだろう……。
「月魅ちゃん、こいつの言うこと、気にしないでいいからっ!! ごめんね」
あたしが困っていると思ったのか、
ミナトはあたしに向かって、何度も何度も頭を下げていた。
「うわっ、お前、こんな時に何言ってんだよっ……」
ミナトが耳まで真っ赤にしながら、慌てて、その友達の頭を叩いた。
「だって、お前見てるとじれったいんだよ。好きなら好きでもっと強気で行けって。モタモタしてると誰かにとられるかもしれねぇじゃん」
ミナトに叩かれながらも、その友達は、
「もし、皆元君がグランプリになったら、もういい加減、付き合ってあげてよ。こいつ、待ちくたびれてるからさ。すげぇいい奴だから、頼むよっ」
ふざけているようでも、その目は真っ直ぐにあたしを見ていた。
「彩城さんが入学してきてすぐ、こいつのひとめボレだったらしいよ」
「お前、マジでよせって!! これ以上言うなって」
40人もの男子の前で、あたしはこの場をどう切り抜ければいいんだろう……。
「月魅ちゃん、こいつの言うこと、気にしないでいいからっ!! ごめんね」
あたしが困っていると思ったのか、
ミナトはあたしに向かって、何度も何度も頭を下げていた。

