幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

「じゃあ、あたしの気持ちも伝えてあげる♪」



今度はあたしからお返しのキスをすると、



優君はそんなあたしを包み込むように抱きしめてくれた。



「俺は月ちゃんだけ……今までも、これからも……。もう不安になんかならなくていいから……」



「……うん」



分かってる。



きっと優君の笑顔は、結婚してもあたしだけのものじゃないってこと。



だけど、そう思っても、もう不安になんかならない。



大東優星”としての、優君には、



応援してくれるたくさんの人たちがいる。



その人たちがいるから、俳優“大東優星”が存在するってこと。



それを誰よりも分かってる優君。



あたしはそんな優君を支えていくって決めたんだから。



それに、あたしとふたりの時の優君は、



「ねぇ、もう1回、月ちゃんからキスして♪」



「えっ……またぁ??」



こうしていつまでも変わらないでいてくれるからね。



「うん。もう1回してっ♪」



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