幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

約束した時間にファミレスに入ると、



「月ちゃん!!」



すぐにあたしに気づいて、優君が手を振った。



マスクをして、どことなく元気がないように見える優君。



「……優君、まだ具合が悪いの?」



「大丈夫だよ……。それよりごめん。ずっと連絡出来なくて」



あたしも席に座って、アイスティーを注文した。



あれほど話したいことがいっぱいあったのに、



いざ優君に会ったら、何から言っていいのか迷ってしまう。



「月ちゃんに会えないと、ずっと月ちゃんのことばっか考えてたよ。会えるだけですげぇ嬉しいよ……」



先に話し出したのは、あたしではなくて優君だった。



優君が言ってくれたことは、あたしも同じだったのに、



「どうして学校をずっと休んでたの?? 理由もちゃんと言ってくれないから、どれだけあたしが心配してたか分かる?? 心配で心配で……。優君にとって、あたしって何なの??」



あたしは、ずっと我慢していた不安をぶつけてしまった。