「うわっ……寒っ」
グランドからの、冬の冷たい風が吹きぬけて、
あたしは、歩きながら持っていたマフラーを巻いた。
マフラーを巻くあたしの手首には、作ったばかりのミサンガ。
優君に作ってあげた2つのミサンガの1つ。
“これは、月ちゃんが着けて”
と、優君に言われて着けたもの。
ふと、見上げると、あれほど青々としていたグランドの木々も、
すっかり葉を落とし姿を変えていて、
秋から冬へと季節の流れているのを感じる。
サッカーの練習をする部員たちの息が白いのも分かる。
ついこの前が文化祭だった気がするけど、
もうすぐ2学期も終わろうとしていた。
時間だけは、こうしてどんどん過ぎていくのに、
優君とあたしは、相変わらず微妙な距離のまま。
席替えをした教室では、今までより話す機会も減ってしまった。
だけど、たまに一緒に出掛けたりして、
友だち以上……恋人未満……まさにそんな言葉がぴったりなのがあたしたち。
グランドからの、冬の冷たい風が吹きぬけて、
あたしは、歩きながら持っていたマフラーを巻いた。
マフラーを巻くあたしの手首には、作ったばかりのミサンガ。
優君に作ってあげた2つのミサンガの1つ。
“これは、月ちゃんが着けて”
と、優君に言われて着けたもの。
ふと、見上げると、あれほど青々としていたグランドの木々も、
すっかり葉を落とし姿を変えていて、
秋から冬へと季節の流れているのを感じる。
サッカーの練習をする部員たちの息が白いのも分かる。
ついこの前が文化祭だった気がするけど、
もうすぐ2学期も終わろうとしていた。
時間だけは、こうしてどんどん過ぎていくのに、
優君とあたしは、相変わらず微妙な距離のまま。
席替えをした教室では、今までより話す機会も減ってしまった。
だけど、たまに一緒に出掛けたりして、
友だち以上……恋人未満……まさにそんな言葉がぴったりなのがあたしたち。

