幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

あたしの何気なく言ったひと言に、



「じゃあ、今度作ってくれる??」



大げさに思えるくらいに喜ぶ優君。



「いいよ。いくつ欲しい??」



そんな優君を見ていると、こっちまで笑顔になれるから不思議。



「う~~ん、2つかなっ……ひとつは俺ので、もうひとつは月ちゃんのね」



帰りは、あたしの家の最寄駅まで送ってくれた優君。



「家まで送らなくていいの??」



「うん。駅からは自転車だし、平気だよ」



改札口で、ずっと繋いでいた手が離れると、



その瞬間、少しだけ寂しい気持ちになる。



「ここでバイバイだね……。今日はありがとう!! また、明日ね」



「うん。また……」



手を振ったあたしに笑顔で応えた優君は、



駅のホームへひとり歩いて行った。