「だけど、俺には、ガキの頃から、ずっと変わらずに好きな人がいるんですよ……それだけは俺の自慢かなって思ってます……」
大東君の口からいきなり出た、“好きな人”の存在。
「……まぁ、でも、その人は俺のことなんて忘れちゃってるみたいなんですけどね……」
大東君には一途に想い続けている人がいるってこと。
そんな女の子がいるなんて、全然知らなかったあたし。
女の子に関心がないとばかり思っていた。
それはどんな子なのかな??
そう思ったら、なぜかまた胸の奥が痛くなってしまう。
「俺にとっては特別で大事な存在なんです。その人に会うためなら、どんなことでも頑張ってこれた……」
あたしだけではなくて、きっとその場にいた誰もが、
“誰なんだろう??”って思っていたはず。
みんな聞き入るように大東君の話に耳を傾けていた。
「その人と交わした約束を守りたい……俺の想いはこれからも絶対に変わらないです」
そう言い終わると、予定の3分間が過ぎ、自己アピールの時間を終えた大東君。
司会のあたしがここで終わりの言葉を言わなきゃ……そう思っていたら、
「あのさ、まだ、気づかないの?? もういい加減思い出してくれたっていいんじゃない??」
出番を終えたはずの大東君がまだステージに立っていて、
あたしのほうを見ながら、たしかにそう言った。
大東君の口からいきなり出た、“好きな人”の存在。
「……まぁ、でも、その人は俺のことなんて忘れちゃってるみたいなんですけどね……」
大東君には一途に想い続けている人がいるってこと。
そんな女の子がいるなんて、全然知らなかったあたし。
女の子に関心がないとばかり思っていた。
それはどんな子なのかな??
そう思ったら、なぜかまた胸の奥が痛くなってしまう。
「俺にとっては特別で大事な存在なんです。その人に会うためなら、どんなことでも頑張ってこれた……」
あたしだけではなくて、きっとその場にいた誰もが、
“誰なんだろう??”って思っていたはず。
みんな聞き入るように大東君の話に耳を傾けていた。
「その人と交わした約束を守りたい……俺の想いはこれからも絶対に変わらないです」
そう言い終わると、予定の3分間が過ぎ、自己アピールの時間を終えた大東君。
司会のあたしがここで終わりの言葉を言わなきゃ……そう思っていたら、
「あのさ、まだ、気づかないの?? もういい加減思い出してくれたっていいんじゃない??」
出番を終えたはずの大東君がまだステージに立っていて、
あたしのほうを見ながら、たしかにそう言った。

